フリースペースの活用

前項では結構細かく分類をしましょう、と言ったわけですが、最低でも「常備食材」と「あまり取り出すことのない、賞味期限が長い食材」には分けましょう。この鉄則を守るだけでも、保管しているものをかなり把握しやすくなります。
中段あたりは区分しにくいものを入れるフリースペースとして確保するのも手です。フリースペースは、何を入れるかをはっきり決めていないスペースです。このフリースペースがあれば、例えば、今日の食事の残りをお皿ごと収納したりするわけです。頂き物を収納するのにも役立ちます。つまりかなり柔軟に使うことができるわけです。
このフリースペースを確保するのに役立つのが収納小物です。フリースぺースの確保は、わかってはいるけど難しいものなのです。そこで、収納小物を使って見た目でハッキリと分けてしまうのです。仕切り棚や突っ張り棒があれば、それが目印になって、スッキリするはずです。タッパウエア類でもいいと思います。
きちっとしたボックスではなく、カゴを使ってまとめるという方法もあります。比較的小さいもの、例えばキャンディ、チョコレート、ゼリーなどのお菓子類なら、カゴを使ってまとめておく方が手軽で便利です。特に、取っ手が付いたタイプのカゴなら、取り出すときも楽でスムーズです。